音痴は、音程の違いを把握できずに調子はずれな歌をうたってしまう人のことをいいますが、一概に歌だけのことではなく、特定の能力が劣る人のことをいう時にも使います。
味覚に対してなら味音痴、東西南北等方角把握能力に対してなら方向音痴、運動能力なら運動音痴、機械操作なら機械音痴などと呼ばれます。
どれも音とは無関係ですが、なぜか音痴をつけて使用されています。
音痴の人が、音程をしっかりとれないメカニズムは二つあります。
運動性による音痴と感受性による音痴です。
先ずは運動性による音痴ですが、これは、本人はしっかりと正しい音程・音階を聞き取れているのにもかかわらず、発生する時にかかる色々な要因により音程がズレてしまうという症状。
様々な要因とは、咽喉の運動や筋肉の緊張、呼吸の乱れなどといったことがあげられ、それらが原因して音程がずれてしま うという症状が起こるのです。
運動性による音痴は、本人が正しい音階を把握できているので、ボイストレーニングや声帯訓練などを行えば比較的容易に矯正できるそうです。
次に感受性による音痴です。これは、本人が正しい音程・音階を聞き取れていない場合に発生するものです。
感受性による音痴は、本人が音程のズレを判断できていないので、矯正するには難しい部分があるようです。
このタイプは大抵、正しい音階を聞くという機会が少なかったことの、経験不足によるものが大きいと考えられており、正しい音階を何度も聞かせるなどといった訓練法が行われる場合が多いです。
稀に先天的な理由で音感を持たない(耳で聞いた音程を声で再現することが出来ない)人もいるそうです。
そういった音痴のケースは、音階を感じ取る大脳に異常があり、音痴の治療は至って困難であるということがいえます。
音痴
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